はじめて補聴器をつけた時の正直な気持ち

補聴器

はじめに

2023年から両耳補聴器を使っている「まなぽ」です。

補聴器は、その人それぞれ千差万別「聞こえかた」が違います。補聴器をつけたからと言って100%聞こえるわけではありません。

この記事は、わたしが実際に「わたしの補聴器」を使った主観的な感想を書いています。

補聴器が欲しいと思ったときに、実際に使っている人の感想や使用感、苦労話などのコメントなど、あまりにも情報が少なかったので、このブログを書いています。

購入を検討している方は、ぜひ、わたしの記事を参考にしてくださいね。

補聴器デビューから2年経過した現在の使いごごち

補聴器は、今となっては、良き相棒です。

相棒のおかげで、多少の不自由はありますが、快適に生活できています。自分が難聴であることを忘れてしまいそうになります。

なので、つけたままお風呂に入りそうになったこともしばしば。

起きている時は常につけていて、つけたまま寝そうになるほど、生活に密着しています。

ただ、快適に使うために、定期的な調整が必要なので、今も2ヶ月に1回のペースで病院の補聴器外来に通院しています。

今のように快適に使えるようになるには、とにかく「慣れること」が必要でした。

初めて補聴器をつけたときの正直な気持ち

初めて補聴器をつけた時は、正直にいうと、絶望しました。

今まで聞こえていなかった周りの音すべてが一斉に耳の中に入ってきて、混乱したのを覚えています。

近眼のように、メガネをかけた瞬間、すべてが解決するような感覚ではありません。

頭が混乱するというか、

まじか!こんなのずっとつけているのなんか無理!

つけていることが、疲れる、しんどい!

が最初の感想です。

その時、立ち会ってくれた言語聴覚士(補聴器のスペシャリスト)さんに、

「今まで聞こえなかったので、脳が混乱しているんですよ、これからトレーニングで徐々に慣らしていくから大丈夫ですよ」

と優しい言葉をかけてもらいましたが、「補聴器をつけている違和感」と「音の世界に戻った疲労感」で、慣れることができるか本当に不安でした。

はじめて補聴器で聞く音は、自分の耳で聞いていた音とは、全く違います。

機械っぽいというか、無機質というか。

補聴器をつけたら、完全に元の生活ができると期待し過ぎていたので、絶望感の方が大きかったです。

補聴器のお試し期間

購入前には、補聴器の「お試し(慣れる)期間」が必要です。

わたしの「お試し期間」は、約3ヶ月で、2週間に1回通院して調整しました。

お試し期間中は、毎日少しずつ、装用時間を長くしていきながら、通院のたびに、自分に合った聞こえを調整してもらいます。

お試し期間の後で、購入するかしないかを決定します。そこで、もちろん、「買わない選択」をしてもOKです。

お試し期間中は、言語聴覚士さんがサポートをしてくれます。どんな音が聞き取りやすくて、どんな環境が聞き取りにくいのかなどを相談しながら調整します。

わたしの場合、調整期間中は、言語聴覚士さんがピックアップしてくれた、オススメの補聴器を3種類試すことができました。

高い買物ですし、妥協したくなかったので、わがまま言って3種類(値段が高い、中間、安い)を試させてもらいました。

悩みに悩んで、じっくり試した結果、言語聴覚士さんが

「まなぽさんには、この補聴器がいいと思うんだよね。」

と言って、最初におすすめしてくれた補聴器(中間)を選びました。

やはり、プロの目利きはすごいなぁと思いました。

おわりに

「初めて補聴器をつけた時の正直な気持ち」と「お試し期間の概要」についてまとめてみました。

補聴器をつけるか迷っている方、どんな流れで補聴器をつけるのかわからない。

そんな方に読んでいただきたいと思います。

わたしの記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

まなぽ
まなぽ

補聴器は慣れれば快適♪

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