補聴器の値段について

補聴器って、やっぱり高いの?

ピンキリだけど、片耳10万から30万が相場かな。
補聴器の値段って、高いって聞いたことはあるけど、相場ってわからないですよね。
ネットで検索すると、安価な2万位の謎のおもちゃみたいなモノも売っていますし。
相場は、片耳10万から30万位だそうですが、わたしが補聴器を選ぶときに、言語聴覚士(補聴器のスペシャリスト)さんから
- 値段が高いからと言って、よく聞こえるわけではない
- 個々の聴力や、生活環境、目的などに合ったものを選ぶ必要がある。
とアドバイスを受けました。
高くても安くても自分に合っていなければ、補聴器が嫌になって使わなくなるかもしれません。
補聴器の購入は、じっくり時間をかけて慎重に選びたいものです。
わたしは、悩みに悩んで、片耳約20万、両耳合わせて約40万の補聴器を買いました。
正直、予算オーバーでしたが、値段ではなく、言語聴覚士さんのアドバイスを聞きながら、落としどころを探して、納得のいく補聴器を購入することができました。
おかげさまで、今の補聴器を選んで後悔はしていません。
ただし、補聴器に過度な期待は禁物です。
100% 聞こえが改善するわけではありません。
補聴器をつけたからと言って、聞こえない悩みを全て解決してくれるものではないのです。

補聴器は、慣れれば最高♪
購入の決め手 ①必要性
そんなわたしが補聴器が欲しい!と思ったきっかけは、病気で聴力が低下し続け、人と思うように会話ができない、聞こえないストレスが辛く、
- 聞こえないまま生活するのは楽しくない
- 煩わしいとか、高いとか言っている場合じゃない
と思うようになったからです。
購入の決め手②値段と機能
わたしは、片耳約20万の合計で、約40万の補聴器を購入しました。
言語聴覚士さんによると、
補聴器の寿命は、大切に使えば、最大で約10年使う人もいる
ということだったので、単純計算で
- 40万円÷10年=4万
- 4万÷365日=約110円
この計算が合っているかわかりませんが、1日あたり110円と思って、勝手に納得しました。
機能の点での決め手は、iPhoneアプリで音量などの調節ができることでした。
それだけではなく、外音を消音し、オーディオ専用イヤホンとして使う機能もあり、スマホから音楽なども補聴器で聞くことができるという、びっくり機能(自動ノイズキャンセル?機能)も備わっていたからです。
ただし、補聴器なので、音質がいいイヤホンのように「いい音」は聞こえませんよ〜。
難聴なので、自動的にノイズキャンセルになるので、比較にならないのですが。
医療費控除について
補聴器の購入は、普段の治療費のように、健康保険が使えません。
その代わりに、医療費控除が使えます。
わたしは、一般的な給与所得者(一般的な雇われ人です)なので、確定申告をし、医療費控除を使いました。
- 控除額 支出した医療費の額ー保険金等の額ー10万円
わたしの場合ですが、上の式に当てはめると
- 医療費(年間治療費7万+補聴器代40万)ー10万を引いた額=約37万円
が所得控除されましたので、ちょっぴり税金が安くなり、数万円の税金の還付(戻り)がありました。
所得控除については、奥が深いので、ここでの説明は割愛します。
確定申告は、普段慣れていない方にとっては、非常にめんどくさいですが、税金が安くなり、間接的に補聴器が安く買えたように思えるので、おすすめです。
確定申告する場合は、必要な書類がありますので、必ず医師に相談しましょう。
おわりに
補聴器購入でのポイントは
- 補聴器の必要性と値段について、買うかどうかを検討し、じっくり選ぶ
- 医療費控除を受けるため、確定申告する場合は、必ず医師に相談する。
悩んで悩んで買うことがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。