はじめに
耳掛け型補聴器をしていても、メガネやマスクをすることができます。
マスク、メガネ、補聴器の3点セットをかける場合、そりゃあ煩わしいです。

耳かけ型補聴器でメガネやマスクをかけたら、耳の裏側は、どうなっちゃうの?

大丈夫、わたしのオススメのかけ方があるから、参考にしてね。
耳かけ型補聴器のマイクの位置について
耳かけ型補聴器は、補聴器の本体が耳の裏にあります。

耳の後ろは、こんな風になっています。
補聴器本体を耳の上に乗せると、耳の後ろはスペースがほとんどありません。
補聴器のマイクの位置です。

このマイクの位置にモノが当たったり、塞いだりするとガサガサ音がしたり、聞こえが悪くなります。
なので、マイクの位置にマスクのひもやメガネのフレームが当たらないように、配置を考える必要があります。
メガネのフレームと補聴器

メガネのフレームは、はっきり言って邪魔です。
メガネのフレームの形や補聴器本体の大きさによって、邪魔の度合いも変わってくると思いますが、やっぱり邪魔です。
補聴器の上にメガネのフレームをかけると、補聴器のマイクに当たって「カチャカチャ」と音がして、ストレスになります。
メガネは、補聴器よりも「内側かつ下側」にかけることが基本です。
コツは、メガネのフレームの上に補聴器本体を乗せることです。
マスクのひもと補聴器

マスクのひもと補聴器の相性ですが、ひもがマイクを塞いでいたり、補聴器のチューブと絡まったりするので、なかなかのストレスです。
「なんか、聞こえが悪いな」と思うと、マスクのひもが補聴器のマイクを塞いでいることがあります。
コツは、ひもを補聴器本体の内側、耳に沿ってかけると、マイクの穴を塞ぎにくくなります。
わたしは、一度マスクを勢いよく外して、補聴器と絡まり、強く引っ張った結果、補聴器のチューブを断線してしまったことがあります。補聴器に雑音がザーザー入り、修理までしんどい思いをしました。保証期間中で修理代がかからなくてよかったですが。
マスクを外す時は、くれぐれも、静かにそーっとはずしましょう!
かける順番
かける順番のポイントです。補聴器本体は、一番上、外側が基本!
- マスクのひもは、一番内側、耳の付け根に沿ってかける
- 次にマスクのひもの上にメガネのフレームを乗せてかける
- 最後に、一番外側に補聴器をかけ、補聴器本体をメガネのフレームの上に乗せる
補聴器生活に慣れた今だから、簡単なことですが、日常生活の細かいことって、周りに聞く人もいないし、ネット調べようとしても情報が少ないんですよね。
ちょっと考えればわかるんですが、自分なりに試行錯誤して、落ち着いた快適な方法です。

マスクを外すときは、くれぐれも補聴器のチューブと絡まないように気をつけてね
おわりに
補聴器の種類には、「耳穴型補聴器」という、イヤホン型の補聴器があり、マスクやメガネのストレスがない補聴器もあります。ご自身の聴力が適合するのであれば、購入の際に耳穴型補聴器の選択もありかと思います。(耳穴型、耳かけ型それぞれのメリットデメリットもじっくり検討してくださいね。)
でも、補聴器に慣れてしまえば、耳の裏は気になりません。今となっては、メガネの曇りの方が気になるところです。
というわけで、今回は、補聴器とマスクとメガネについて書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

補聴器は慣れれば快適♪